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眼科

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眼科全般の診療を行っていますが、特に

  1. 網膜硝子体疾患の診断・治療を要する急性期の患者さまを中心に診療しています。
  2. 白内障手術の適応となる患者さまも連携医から多数紹介され、診療しています。
  3. 外来での待ち時間緩和のため、内科的疾患から定期的な眼科検診をうけることが望ましい場合や治療後病状が安定した場合は、かかりつけ眼科医と連携をとって診療しています(地域医療連携)。

診療内容

  1. 当科を受診される方は、原則として紹介状が必要になります。
    かかりつけ医から、それまでの検査所見や治療経過などの診療情報(紹介状)を提供していただくことで、当院での検査や治療を円滑に行うことができます。
  2. かかりつけ医からのご紹介の場合、地域医療連携室で予約を取っていただくことをお勧めいたします。そうすることで、検査・診察までの待ち時間が短縮できます。
  3. 以下の情報は診療を円滑に進めるために大変重要ですから、初めて受診される方は準備して受診されることをお勧めいたします。
    1. これまでにどんな病気になったことがあり、どの病院で治療しているか。
    2. 治療のために現在飲んでいるお薬。おくすり手帳のある方は持参してください。
    3. これまでに体に合わなかった薬があるか。あればその薬の名前。
  4. 病気によって、散瞳検査(点眼薬で瞳孔をひろげ、水晶体、硝子体、網膜を診察すること)が必要になり診察時間が長くなります。また、散瞳検査のあとは数時間、まぶしくなったり、ピントが合わなくなったりします。患者さま本人による自転車、バイク、自動車の運転に支障をきたす可能性がありますので、公共の交通機関または家人に付き添われて来院されるようお願いいたします。
  5. 病状によっては、早期に診断・治療が必要な場合があります。その際は1日がかりの検査となる場合がありますので、患者さまおよび付き添いの方のご理解とご協力をお願いいたします。
  6. 治療後、病状が安定したときは、ご紹介していただいた眼科、またはご希望する眼科で定期的な診察を受けていただけるよう紹介状をお書きいたします。


(手術日)

(手術日)
午前
(一般診察)
鈴木
橋本
橋本 鈴木
橋本
鈴木 鈴木
橋本
午後
(特殊検査・
レーザー・処置)
鈴木
橋本
手術のため
外来診療は
ありません
鈴木
橋本
手術のため
外来診療は
ありません
鈴木
橋本

新患は原則紹介状が必要です。再来は完全予約制です。
休診の予定は、こちら外来休診予定表をご覧ください。

専門分野

加齢黄斑変性
物を見るときに最も大切な働きをする部分を黄斑部といい、網膜の中心にあります。この黄斑部が正常に働くことで色や形の判別を行うことができ、良い視力を維持できます。加齢にともなってこの黄斑部に様々な異常が生じた状態を加齢黄斑変性といい、萎縮型と滲出型に分類できます。萎縮型は、長い時間かけてゆっくりと視力が低下していきます。滲出型は、網膜の下の脈絡膜に脈絡膜新生血管とよばれる異常な血管が発生して黄斑に出血や浮腫が生じて視力が低下します。出血によって急に視力が低下することもあります。当科では、主に新生血管の成長を抑える抗VEGF薬の硝子体内注射による治療を行っています。また、病態に応じて光線力学的療法 (PDT: photodynamic therapy) を行っています。

光線力学的療法(PDT: photodynamic therapy)
光に反応する薬剤を体内に注射した後に、病変部にレーザーを照射する治療法です。網膜へのダメージを抑えながら、新生血管を退縮させます。初回の治療実施後は3か月ごとに詳しい検査を行います。検査の結果により、必要に応じて、再度光線力学的療法を行う必要があります。

糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は糖尿病の3大合併症のひとつで、我が国では成人の失明原因の上位となっています。高血糖が長く続くと、血管を構成する細胞が障害され、血管は変形しつまりやすくなります。血管がつまると充分な酸素が網膜にいかず、新生血管を生じ酸素不足を補おうとします。新生血管は脆弱で容易に出血し、また増殖組織が発生し、これが原因で網膜剥離を起こすことがあります。病期によって、網膜光凝固術(レーザー)硝子体手術を行っています。
また、糖尿病黄斑浮腫に対しても、積極的に治療を行っています。毛細血管瘤に対する直接光凝固、マイクロパルス閾値下凝固、ステロイドの眼局所注射、抗VEGF薬の硝子体内注射、硝子体手術など、視機能と程度により判断して治療を行っています。

網膜静脈閉塞症
網膜に栄養を供給するために網膜には動脈と静脈が網目のように走っています。網膜静脈の血流が、何らかの原因で途絶えてしまう病気が網膜静脈閉塞症です。原因として、硬化した動脈と交叉する静脈が圧迫され、血栓などがつまることが考えられています。糖尿病、高血圧、血液疾患のある方におこりやすいといわれています。止血薬・血流改善薬・抗血小板薬などの内服治療や循環不全に陥った網膜にレーザーによる網膜光凝固術を行っています。黄斑浮腫に対しては、ステロイドの眼局所注射抗VEGF薬の硝子体内注射を行います。循環を改善させ黄斑浮腫を軽減させる目的で硝子体手術も行っています。

病的近視における脈絡膜新生血管
近視が強い場合、視機能障害をきたす近視性病変(病的近視)が発生する場合があります。脈絡膜新生血管が発生した際は抗VEGF薬の硝子体内注射による治療を行っています。

裂孔原性網膜剥離
網膜に裂け目ができて網膜がはがれてくる病気です。裂け目のみだと網膜光凝固術で網膜剥離に至らずにすむ場合もありますが、網膜剥離に対しては網膜復位術硝子体手術を行っています。

中心性漿液性網脈絡膜症
中年の男性に多く、黄斑部網膜が浮き上がるため、視力低下、変視症(ものが歪んで見えること)がおこります。薬を飲んで数週間から数ヶ月でよくなることが多いですが、なおりにくい場合はレーザー光線による網膜光凝固術で治療しています。

網膜細動脈瘤
高血圧や糖尿病の方にみられることが多く、血液成分の漏れがある場合には、網膜光凝固術を行います。突然、動脈瘤が破れて、出血する場合があります。黄斑部に出血が生じた場合は、早急にガス注入硝子体手術を行います。

黄斑円孔
黄斑部に円孔があいてしまう病気です。初期には、ゆがみを自覚しますが、病期が進行すると、視力がかなり低下します。病期が早いほうが、視力の回復が良く、治療は硝子体手術を行います。

黄斑上膜
黄斑部網膜の内面に膜が張ってしまう病気です。ゆがみを自覚することが多く、通常ゆっくり進行します。初期には、片眼で物を見ないと気付かない場合も多い疾患です。治療は硝子体手術を行います。

白内障
ほとんどが、小切開による超音波乳化吸引術を行っています。進行した白内障、全身的なリスクの高い方や車いすの方への対応も可能です。

専門分野

抗VEGF薬の硝子体内注射
滲出型加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病黄斑浮腫、病的近視における脈絡膜新生血管などの適応疾患に対して、抗VEGF薬の硝子体内注射を行っています。外来通院で治療できます。

弱視児に対する視能訓練
視能訓練士が担当します。

専門分野

病気やけがなどで視機能(視力や視野等)の低下やその可能性がある場合、眼科では、その治療を行います。治療によって眼の状態を正常に近づけることができれば、視力や視野は改善します。しかし、現代医学で最善の治療法を行っても視覚障害に至ることもあります。そのようなときに少しでも保持されている視機能を最大限に活用し、患者様が自立して、できるだけ快適な生活を送れるよう支援する眼科医療や福祉のことを、ロービジョンケア(low vision care)と言います。  当科では、患者様の視機能評価をした上で視覚補助具の紹介と処方と使用法の指導・各種手続きの指導・関連施設の紹介等を行っております。主に視能訓練士が担当します。




光干渉断層計(OCT)、眼底撮影装置(FA・IAが可能)、前眼部撮影装置、ハンフリー視野計、ゴールドマン視野計、超音波白内障手術装置、硝子体手術装置、レーザー装置(パターンレーザー、マイクロパルスレーザー、PDTレーザー、YAGレーザー)、視覚誘発反応測定装置(多局所網膜電図および皮膚電極も可能)、レーザーフレアメーター、画像ファイリングシステムなど



治療効果を振り返り、治療成績を改善させるために臨床研究はとても大切です。臨床研究には患者さまの検査結果が必要になります。当科で治療している患者様の検査結果は、個人が特定されないよう充分配慮して、学会や論文で発表することがあります。また、研究課題によっては倫理委員会の承認を得た後に行う場合があります。検査結果を使用してほしくない場合は申し出ていただければ使用いたしません。また、そのような申し出があっても診療内容に影響することは決してありませんのでご安心ください。


2016年の主な手術実績
手術の種類 件数
外眼手術 20
内眼手術 803
(内訳)白内障手術 705
          網膜硝子体手術・その他 97
レーザー手術 455


眼科医師

安田 正幸(平成16年卒) [副部長]
◇専門分野
網膜硝子体(加齢黄班変性、糖尿病網膜症)、白内障

◇所属学会、学位・認定等
医学博士、日本眼科学会眼科専門医、PDT認定医
日本眼科医会、日本網膜硝子体学会、Asia-Pacific Academy of Ophthalmology

◇患者さまへのメッセージ
患者様にご理解いただけるようわかりやすい説明を心がけています。専門とする網膜硝子体疾患には特に力を入れております。お気軽にご相談ください。
鈴木 哲章(平成22年卒) [眼科医師]
◇所属学会
日本眼科学会、日本緑内障学会、日本網膜硝子体学会

◇専門分野
白内障、網膜硝子体

◇患者さまへのメッセージ
丁寧な説明と安全な診療を心がけています。
橋本 和軌(平成24年卒) [眼科医師]
視能訓練士

 視能訓練士は昭和46年に制定された『視能訓練士法』に基づく国家資格を持った医療技術者です。眼科で医師の指示の下に視機能検査を行うと共に斜視や弱視の治療にも携わっています。


◇業務内容
1.眼科一般分野の視機能検査・・・視力・視野・屈折・調節・色覚・眼圧・眼位・眼球運動・瞳孔・涙液・超音波・電気生理・写真撮影など
2.眼科専門分野の訓練指導・・・両眼視機能の異常を持つ斜視・弱視の患者様への視能訓練および検査
3.集団検診視機能スクリーニング
4.視力低下者リハビリ指導(ロービジョンケア)

(2016年6月更新)

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