宮城県仙台市の総合病院 独立行政法人労働者健康安全機構 東北労災病院(とうほくろうさいびょういん)

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呼吸器疾患センター

診療内容

外来
呼吸器内科、呼吸器外科の専門医によって、紹介や新規患者に対する適切な検査、治療、通院中の患者の経過観察を行っております。
入院
入院加療が必要な疾患に対して、他科および各職種間の連携により適切な治療を提供しております。
東北労災病院呼吸器疾患センターは呼吸器疾患の包括的診療を行うことを目的に、平成25年に標榜を開始しました。現在7名の呼吸器内科医師と1名の呼吸器外科医師が在籍しており、保有ベッド数は56床(内科が53床、外科が3床)です。

新入院患者数

新入院患者数

当センター内科における疾患は、肺癌、肺炎が中心ですが、COPD増悪、気管支喘息重積発作、ARDSといった急性呼吸不全症例も多く、この様な症例ではNPPV・IPPV,NHFなどによる人工呼吸管理を行っております。
肺癌に対する化学療法も積極的に行っており、センター内のミーティングを通じてレジメ選択の標準化を行いつつ実施しております。一方、COPDや重症喘息の治療にも積極的に取り組んでおり、COPDにおいては、多職種間の連携を持つことにより包括的なアプローチを行っております。また、重症喘息に対しては、分子標的薬を導入しております。

入院診療の状況

入院診療の状況

当センター外科におきましては、常勤の医師が1名であるため、東北大学病院の先生にお越しいただきお手伝いいただいております。 肺癌手術をはじめ、若年者の自然気胸及び高齢者の難治性続発性気胸、縦隔腫瘍などに対し、胸腔鏡下手術で行っております。

呼吸器外科 手術実績

呼吸器外科 手術実績

肺癌治療における当センターの大きな特徴としまして、地域がん診療連携拠点病院として、手術療法・放射線療法・化学療法・緩和ケアのいずれも専門性のある医師が在籍していることより、集学的治療が可能な点が挙げられます。

放射線治療に関しましては、放射線治療医が常勤しており、また2016年にリニアックが更新されたこともあり、より質の高い放射線治療が可能となっております。また、週一回、呼吸器内科・外科、腫瘍内科、緩和ケア内科、放射線治療科のDrが集まり、症例検討会を行って、肺癌の治療方針を検討しております。

当センターにおける検査は、呼吸器内科・外科共同で行っております。仮想気管支鏡(VirtualBF)を用いたEBUS-GSに加え、EBUS-TBNAも行っております。また、アスベスト疾患ブロックセンターを併設していることより、中皮腫疑い症例などを対象に、局所麻酔下胸腔鏡検査を行っており、胸水試験穿刺では原因の特定できない胸水疾患の診断に役立てております。

気管支鏡検査実績

気管支鏡検査実績

診療体制

センター長
呼吸器外科部長 保坂 智子
副センター長
呼吸器内科部長 榊原 智博

お問い合わせ先

呼吸器内科、呼吸器外科
電話(022)275-1111(代)

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